俺の大好きなタイ料理。そのタイ料理の中でも鉄板といえるのが「ガパオライス」だろう。店によっては「ガパオ炒め」とか、単に「ガパオ」と呼んだりもする。
ちなみに「ガパオ」というのは、タイ語で「バジル」のこと。つまり、料理名の意味だけでいったら、バジルを炒めたものって感じだ。意外と知らない人も多いんじゃないかな。ガパオには必ずバジルが入っているのだ。というか、バジルが入ってないとガパオライスにならんのだよ。
このガパオライス、というかタイ料理全般に言えるのだけど、家庭で作るには敷居が高いと思っている方がほとんどだろう。実際、本格的に作ろうと思ったら、タイの食材が結構必要になるので、なかなか材料入手が難しい。タイの食材自体は、東新宿とかに専門店があったりと入手自体はできるけど、一食のためだけに購入するのは気が引けてしまう。
そこで普通のスーパーで手に入るもので代用してガパオライスを作ってみた。お米もタイ米とかのほうがパサパサして美味しくできるのだけど、ま、日本のお米で作っても結構イケるので、ぜひ試してみてくれ。
材料(2人分)
- 豚ひき肉…200g
- ピーマン…2個
- 玉ねぎ…1個
- バジル…10枚くらい
- 卵…2個
- にんにく…1片
- 赤唐辛子…2本~(辛いのが好きなら増やしてね)
- 米…1合
- オイスターソース…適量
- ナンプラー…適量
作り方
1.お米を炊く
とりあえず、お米を炊いておこう。タイだけに。少し硬めに炊いたほうが美味しくできるぞ。
お米の美味しい炊き方、洗い米はこちらから。
2.野菜を切る
さあ、まずは材料をまな板の上に並べようじゃないか。
玉ねぎは軽く千切りに。ピーマンはなんか適当に切る。
こんな感じでOK。まあ、好きに切ったらいいよ。
にんにくは一回、包丁の腹で潰してから、適当に切るといいぞ。にんにくの香りが油に移りやすくなるからな。バジルは葉っぱの部分を適当に千切っておけばおk。唐辛子は適当に輪切りにしておけ。辛いのが好きなら種を残しておくんだぞ。
3.油入れてにんにくを軽く炒める
フライパンを弱火にかけて、油入れて、即にんにくと赤唐辛子(鷹の爪)を投入。油はオリーブオイルにすると上品に感じになるのでオススメ。なければ別にサラダ油でもいい。んで、軽く炒めておこう。軽くってのは、フライパンが温まる程度でOKだ。
4.ひき肉と野菜を炒める
中火~強火にして、ひき肉を投入。ひたすら木べらでかき混ぜろ!フライ返しなんかすれば格好いいぞ(別にしなくてもいい)。ちなみに料理好きの俺は、鉄の中華鍋で調理してる。
ひき肉の色が変わったら、玉ねぎとピーマンを投入。木べらでかき混ぜながら、強火で適当に炒めるのだ。フライ返しなんかすれば(ry
5.ナンプラーとオイスターソースで味付け
なんか炒めたなって思ったら、ナンプラーを振りかける。おりゃおりゃおりゃって適当でいいよ。俺はなんとなく5振りくらいしてるけど、ナンプラーの容器によって1振りで出る量が違うから、もう適当で大丈夫。そんで、バジルを投入しよう。バジルは別に炒めるもんじゃないので最後でOK。
んで、オイスターソースをどばどばかける。気持ち多いかなくらいかけると、美味しくなるぞ。ちょっと汁気が出る程度かな。んで、全体的にかき混ぜたら、火を止めよう。
6.目玉焼きを作って、上に載せたら完成
本体ができたら、目玉焼きを作ろう。コンロが2台あれば、同時にフライパンを熱しておくとスムーズだぞ。
同じフライパンを使う場合は、本体を器に盛り付けておいて、フライパンを洗ってから使おう。目玉焼きのコツは、油多めでやること。軽く揚げ物かってくらい。そうするとくっつかなくて上手くできる。
炒めてる間は、周りの油をスプーンで黄身にかけたりするといいぞ。完成したら、さっきの本体の上に載せて出来上がり。
ほら、簡単でしょ。スーパーの食材だけで簡単に作れる。しかも旨い。調理時間は20分くらいなので、お手軽なのもポイント高いぜ。
これがまたビールに合うのだよ。どうせなら、タイのシンハービールとかと一緒に食べると、気分が味わえていいんじゃないだろうか。
とにかく、簡単で美味しいので、俺のよく作る料理の一つである。ちなみに、食べるときは全部ぐちゃぐちゃにかき混ぜて食うのがGOODやで。